日の丸写真館

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復興支援活動@南相馬市

6/28〜7/1 震災復興支援活動に行ってきました。
前回は石巻でしたが、今回は仙台に拠点を置き岩手の大槌町〜福島の南相馬市まで移動しました。

岩手大槌町のPGCメンバー、
PHOTO HOUSE JUOの十王館さんが親子3人とも津波被害で亡くなりました。
僕は面識ありませんでしたが、同志としてみんなで追悼式を行いました。
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3年前にスタジオを新しく建てたばかりだったらしいですが、もう跡形もありませんでした。
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十王館さんの遺体はこのスタジオの場所から1km以上先で見つかったらしいです。
遺体が見付かった場所も教えていただきましたが、
ここまで流されたの!?っていうくらい離れた場所でした。
十王館さんは
「うちの店が津波被害にあって流されるならこの街ごと流されるよ〜笑」
と言っていたくらいしっかり津波対策をして建てたスタジオらしいです。
まさにその通り大槌町は街ごと無くなってしまいました。
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このセメント工場のすっごい上の方に穴があいているの分かるでしょうか?
何十メートルも上です。
ここまで津波がきたらしいです。
想像を絶する、とはまさにこの事でした。
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十王館一家のご冥福をお祈りいたします。


この大槌町で東北PGCの仲間が復興支援ボランティアをしています。
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無くなった方の遺影写真の作成や証明写真の撮影、
まさに写真館ならではの、写真館にしか出来ない復興支援でした。
素晴らしい活動だと思います。


この日大槌町から南下し、釜石→大船渡→陸前高田→気仙沼→南三陸を回りました。
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前回の復興支援では松島や石巻、女川を見ましたが、どこも被害は甚大です。
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街ごとごっそり津波でなくなっているのは同じでしたが、
前回来たのが4/19、今回は大きな違いがありました。
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前回の女川の写真と比べてもらっても分かるかもしれませんが、瓦礫や残骸がかなり撤去されて片付いていました。
つまり、何も無くなっていました。
以前来た時はこのビルめちゃくちゃ、とかこの家ひどい、とか思いましたが、
今はその家やビルが無くなり、本当に焼け野原みたいに何も無くなっていました。

ここは何だったんだろうか!?
分からなくらい何もないです。
悲しいですね

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この巨大な船、何キロも流されて気仙沼に漂着したものです。
博物館級にでっかい船です。
船だけが撤去できずに残っています。

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ここ気仙沼は火の海になった事を象徴するように、あらゆるものが焼けた痕跡がありました。
大地震が来て建物が倒壊し、
津波が来てすべて破壊され、
その後街中が火の海になって燃えた。
地獄だったと思います。

多くの仲間が合流して南相馬市での復興支援活動。

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今回は写真に関する事をしようという事で、
写真の仕分けや復旧や洗浄などの仕事を市役所のボランティアとしてしました。
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大量の流積物の中から使えそうな写真、復活できそうな写真を見付け仕分けし洗浄、乾燥し、また仕分けします。
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こうして復旧し戻した写真ですが、本人の手元に戻るのは二割くらいらしいです。
でも僕は多いと感じました。
その二割の方々がきっと喜んでくれると思い、
その方々が感動する事をイメージして作業させていただきました。

その中で感動する写真との出会いがありました。
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「府中・大国魂神社にてお宮参り」
僕が七年修業した神社です。
この方の写真について一緒に活動した大宮の久保さんが超感動的なブログを書いて下さいましたのでシェアします。
久保さんブログ


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今回地元東北の守谷さんを筆頭に、多くの東北の仲間と、
そして北は北海道南は福岡より文字通り全国から仲間が集まり活動しました。
本当に熱い仲間です。
一緒に活動できて本当に良かったです。

そして改めて
「生きてるだけでありがたい」
自分の命がある事への感謝の気持ち、
生かされている事の意味、
生かされているからには意味がある、
そのミッションのために生ききらなくてはいけません。
そう痛感しました。

ここで感じた事やここでの真実の話を全国に持ち帰り、それを伝えてゆくのが僕らの使命です。

絶対に風化させちゃいけない
この気持ちを忘れちゃいけない
僕らは本気で生きていかなくちゃいけない


東北では今でも震災被害や原発の放射能の事で苦しんでいる方がたくさんいます。
ここ栃木はどうでしょうか?

本当に恵まれています。

津波で流された家もなく、放射能汚染も福島ほどではないと思います。
南相馬市は原発より25kmで避難地域まですぐそこでした。
人はいなくなり外を歩いている人もいません。

恵まれている僕らが愚痴を言ったり不平不満を言ったりしたらいけません。
「ない」にフォーカスするのではなく
「ある」にフォーカスしましょう。


一緒に活動した皆さん、本当にありがとうございました。
またお会いしましょう!!
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たろう
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by hinomaru-studio | 2011-07-02 12:31 | ダイアリー